那覇からバスで行く沖縄世界遺産の旅 識名園編
バックパッカーの強い味方、路線バス。バスを使って沖縄の世界遺産を巡ってみようという企画。
まずは難易度の低い識名園から(笑)
識名園は、ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)に登録されたうち、那覇市内に有る史跡の一つ。那覇市内にある他の3つ、首里城・玉陵(たまうどぅん)・園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)はゆいレールで行けてしまいます。
識名園はちょっと離れているけれど、そのためだけにレンタカーを借りるほどでもない距離。
眺めの良い高台に有るのでレンタサイクルも余りおすすめしまできません(^^;ということで、一人旅ならバスを使ってみましょう。
識名園へのアクセス情報
最寄りのバス停識名園前を通るバスは以下の5つ。
2番 識名・開南線
3番 松川新都心線
4番 新川おもろまち線
5番 識名・牧志線
14番 牧志開南循環線
いずれも市内各所を回って、市の南東部にある那覇バス新川営業所にいく(もしくは循環する)路線です。
おもろまち方面からは4番、首里方面からは14番で行けます。
ただ、本数は多くないので、時間を合わせるか乗り継ぎしましょう。
国際通り沿いに泊っているのであれば開南バス停を覚えておくと便利です。
バス停がGoogleMapsに登録されていなかったので、Lawson開南バス停前さんを貼っておきますね。
国際通りからは、平和通りに入ってココカラファインさんを横目にみながらずんずん進んでいくと、ドーム型の屋根のある交差点に入ります。そこで右折すると、サンライズ那覇という商店街に出ます。
突き当りが開南バス停です。
余計なお世話ですが、サンライズ那覇には那覇市内には珍しいJefが有ります。ぬーやるバーガーが美味しいんですよー!
Jef サンライズなは店
昔は島尻(本島南部)方面から牧志公設市場へいく最寄りバス停としてにぎわったそうです。
開南 -那覇市歴史博物館による解説ページ
ここで見ていると、南東方面に向けて多くのバスが右折していくのに気づきます。剣道自体がここを、曲がっていくようです。
っていうか、昔はバスで公設市場まで買い物に行ったっていうことなんですねー。今じゃ考えられない。観光客しか居ないものw
ここから乗れば2,3,4番線で識名園方面へ行くことができます。
識名園周辺のおすすめ
もしお時間に余裕があれば手前の識名で降りてください。沖縄でも上位の沖縄そば屋さん、てんtoてんさんが有ります。
ここでおりて、住宅街の方へ行くと…
うっそうと茂った緑に囲まれた建物が…!
看板がなければ気づかないであろう、てんtoてんさん。食べログで2018年5月現在、沖縄そばのジャンルで那覇で一位になっている有名店さんです。
あっさりシンプルでいて奥深いお出汁の味がします。
識名〜識名園前バス停は歩いても10分くらいなので、特に予定が決まってなければ営業時間の短い(11-15時)てんtoてんさん先のほうが良いと思います。
特別名勝 識名園
沖縄では珍しい、真ん中に池を配した回遊式庭園です。
関東にいると、大名屋敷庭園跡っていっぱいありますよね。後楽園とか行くとどこも同じ感じで池!築山!池を渡る橋!って感じでワンパターンなんですけど、沖縄だとソレ以外の要素もあってのんびりできます。
アクセスが悪いせいか観光客もそんなに多くないので、コンビニコーヒーでも持って行けば結構のんびりできると思います。
庭園の端からは水平線の見えない、島尻の様子が見れます。元は中国からの冊封使に、「沖縄も狭い島ばかりじゃないんだぜ」って主張するための水平線の見えない見えない高台を選んだようです。
ここ眺めてるだけでもほっこりします。
建物は太平洋戦争で焼け落ちてしまったのでほとんどが復元ですが、それでも庭園自体はのんびりできます。
沖縄のバスの使い方につては、ちゃぼさんが詳しく書かれてますのでそちらもご参考に。
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