都心から行ける日帰りアルカリ温泉で美肌を目指す
コロナですね。嫌ですね。アルコール消毒液が手に入りにくいからとせっけんで手洗いばっかりしてたらアトピー性皮膚炎が戻ってきてしまいました。自分は皮膚が固くなって割れていってしまうタイプの皮膚炎なのでアルカリ度が高い温泉に通って治したんですが(個人の感想ですw)、東京にはなかなか無いので調べてみました。一回っきりで治るものではないので通いやすい日帰り温泉にして何度も通ったほうが良いと思います。なので、世界の大ターミナル・新宿駅からの参考価格・時間を含めてメモしておこうと思います。
アルカリ性温泉は肌の角質を溶かす性質があり「ぬるっ」とした感触があり風呂上がりには肌の「すべすべ感」を実感できると思います。pH8.5程度までのものを弱アルカリ性、それ以上のものをアルカリ性温泉としているようです。ただし、温泉は自然のものですので検査の後も泉質が変わることもあります。あくまで目安程度で受け止めましょう。
アルカリ温泉ならなんでも良いというのでもなく、肌の状態と含まれる成分によって合う/合わないがあります。下記は単に測定値から抽出したものですので色々行ってみてご自身に合う温泉を探してみましょう。
目次
1時間程度で行けるアルカリ温泉
京王高尾山温泉極楽湯
- 所要時間:新宿駅から一時間程度 京王線高尾山口行き〜徒歩1分
- 交通費:京王線390円
- pH:9.9
- 参考料金:大人 平日1000円 休日1200円
- 公式サイト:高尾山温泉極楽湯
言わずと知れた東京の一大観光地、高尾山にあります。京王電鉄が極楽湯とフランチャイズ契約して2015年10月に開湯したまだ新しい温泉です。FCなので極楽湯グループのサービス・株主優待などは適用されません。逆に京王パスポートクラブの対象施設ではあるようです。
観光シーズンの日没前後は非常に混みます。登山客は早朝に出発して昼には下山する人も多いのでずっと混んでは居ますが。この温泉だけを目当てに来る人は少ないのではないかと思うので回転は速かったように思います。登山客向けのザックなどを収納できる無料ロッカーがロビー階にあり、大きな荷物はそこに預けて必要なものだけをもって2階の脱衣ロッカーに行く事ができます。
泉質としてはアルカリ性単純泉で刺激が少なく荒れた肌でも痛みを感じることは少ないのではないかと思います。特筆すべき点としては38〜39℃に保たれた「ぬる湯」がありずっと入っていられます。角質を溶かすことが目的なのであればこれは有利です。あつ湯は屋根あり、ぬる湯は屋根なしの露天風呂なので晴れた日を選んで行きましょう。
都心にある黒湯は弱アルカリ温泉なんですけどどこもかしこも熱いんですよ。大田区の某銭湯では42℃がぬる湯で44℃があつ湯扱いというところも…5分と入っていられませんでした😅
高尾山の土産物商店に気を使っているのか売店は余りお土産ってものはありません。布製品と温泉の素くらいでした。駅の売店も17時位にはしまってしまうし付近にはコンビニも無いのでここに寄る場合は買い物は済ませてからのほうが良いと思います。飲み物の自販機は牛乳とコカ・コーラしか無かったのが印象的でした。
1〜2時間で行けるアルカリ温泉
河辺温泉 梅の湯
- 所要時間:新宿駅から1時間程度 新宿駅〜中央線〜立川駅〜青梅線〜河辺駅〜徒歩数分
- 交通費:新宿駅から730円
- pH:9.47
- 参考料金:大人880円
- 公式サイト:河辺温泉梅の湯
駅前にあり多摩地区にある中ではとてもアクセスしやすい温泉です。青梅快速を使えば新宿方面からも比較的短い時間でアクセスできます。
内湯の主浴槽と外湯の檜風呂が温泉になっています。露天風呂の檜風呂は源泉かけ流しですが、3−4人でいっぱいという大きさです。湯音も42度とやや熱めなので長湯できるかというと厳しいです。ほかは井水を汲み上げた軟水風呂だそうです。サウナ・ミストサウナ・アクション風呂など多彩な風呂があるので全体として長居はできると思います。
奥多摩温泉 もえぎの湯
- 所要時間:新宿駅から約2時間 新宿駅〜青梅特快〜青梅駅〜青梅線〜奥多摩駅〜徒歩10分
- 交通費:1100円
- pH:9.85
- 参考料金:大人850円
- 公式サイト:奥多摩温泉もえぎの湯
先程の河辺の湯の先青梅線をさらにすすんで単線区間を通って終着駅奥多摩まで行くことになります。乗車時間は長いですが、駅から徒歩10分程度でいけます。近所にキャンプ場があるせいか夕方は非常に混みます。待ち札を渡されて30分〜1時間待たされることも多いので、早めに行きましょう。多摩川の渓谷が紅葉の名所なので紅葉狩り後に行くのも良いかと思います。
終点ふた駅前の鳩ノ巣駅で降りて鳩ノ巣渓谷を散策してもえぎの湯に入って帰るのが私のおすすめコースです。
秋川渓谷 瀬音の湯
- 所要時間:新宿駅から約2時間 新宿駅〜中央線〜立川駅〜青梅線〜拝島駅〜五日市線〜武蔵五日市駅〜バス〜十里木バス停〜徒歩10分
瀬音の湯行きバスもありますが本数が少ないので十里木バス停から歩いたほうがいいです。武蔵五日市駅にも十里木バス停からの徒歩ルートが案内されています。こちらのルートは1時間に2本程度はあります。武蔵五日市駅1番乗り場の情報を参考にしてください。土日のほうがアクセスは良いです。 - 交通費:新宿駅から1150円
- pH: 10.1
- 参考料金:大人900円 詳細は公式サイトで確認してください。
- 公式サイト:秋川渓谷瀬音の湯
風呂自体は内湯・露天風呂・サウナという簡素なつくりです。露天風呂は南秋川に面しているので開放感はあります。湯に浸かると見れないですが。湯音はやや熱めなので長湯は厳しいかな、という印象です。私は露天風呂とサウナ用の水風呂を行ったり来たりしてました。
食事処と土産物屋は充実しています。地元の特産品なんかもおいてあって千代鶴の生原酒・燻製チーズ・よもぎ餅をお土産に買っていきました。秋川渓谷散策の後汗を流してお土産を買って帰るというにはとても良い場所だと思います。(生原酒は駅前で探しましたが見つかりませんでした。)
ひので生涯青春の湯 つるつる温泉
- 所要時間:新宿駅から1時間半程度 新宿駅〜中央線〜立川駅〜青梅線〜拝島駅〜五日市線〜武蔵五日市駅〜バス〜つるつる温泉
日の出町所在なんですがバスは隣りのあきる野市内の武蔵五日市駅からの出発になります。1時間に一本くらいしか無いのでバスに合わせて電車に乗らないと1時間待ちとかありえます。自分は平日に行ってしまい1時間歩きました…。行く前に時刻表チェックしましょう。
武蔵五日市駅の3番乗り場の五20番系統になります。
JR青梅線御嶽駅からハイキング(というか山越え)をして温泉に入って帰るというコースもあるようです。(公式サイトのアクセスページ参照) - 交通費:新宿駅から1230円
- pH:10.0
- 参考料金:大人860円
- 公式サイト:生涯青春の湯つるつる温泉
内湯と露天風呂と小規模サウナくらいのつくりです。どの浴槽も41度位の設定でした。ハイキング客の帰りに温泉をどうぞ、というターゲティングのようなのでスーパー銭湯に慣れた方だと物足りないかもしれません。
湯自体は「つるつる温泉」を自称するだけあって源泉そのまま(加水なし・循環式)の非常に良い温泉です。
宮沢湖温泉喜楽里別邸
- 所要時間:新宿駅から約1時間半 新宿〜丸ノ内線〜新宿三丁目駅〜副都心線直通西武秩父行き〜飯能駅北口〜バスメッツァ行き〜メッツァ(バス停)〜徒歩3分
- 交通費:新宿駅から1390円(S-Train代300円含む)
- pH:9.5
- 参考料金:大人 平日1030円 休日1050円
- 公式サイト:宮沢湖温泉喜楽里別邸
喜楽里は湯楽の里グループの高級路線のお風呂です。中学生以上のみの入館なので「大人の空間」を提供しようという意図のようです。
メッツア(フィンランド語で「森」の意味)≒ムーミンバレーパークに隣接しています。ムーミンバレーパーク自体は「一回行けば充分かな」という印象ですが近くにお住まいであれば中に入っているテナントは割と非日常感があるものが揃っているので休日を過ごすには良い場所になりそうです。(そういう意味ではリピート狙いの都市型なのか一見さん狙いの郊外型なのかターゲティングが「合ってないんじゃない?」という感じ)
施設自体はとても広く、食事処・お休み処も充実しておりなんなら一日過ごせます。温泉は湯楽の里グループによくある展望風呂がおすすめです。ただ、湯量を確保するために加水されているようでpH9.5というほどのヌル感はありませんでした。
藤野やまなみ温泉
- 所要時間:新宿〜中央線〜高尾経由藤野駅〜バスふじの温泉行き〜(バス停)〜徒歩1分
- 交通費:新宿駅から1230円
- pH:9.0
- 参考料金:大人 3時間750円 1日1050円
- 公式サイト:藤野やまなみ温泉
秩父温泉 満願の湯
- 所要時間:新宿駅からだと2時間をちょっと超えるかもしれません。
一番安い経路:新宿〜池袋〜西武池袋線飯能経由西武秩父〜秩父鉄道皆野〜(バス)〜秩父温泉前
池袋〜東武東上線寄居〜秩父鉄道皆野 という経路もあります。
バスは2時間に1本くらいしか無いので時刻表参照してください。秩父鉄道も本数が少ないので接続が悪いと3時間近くなることもありえます。 - 交通費:新宿駅から1513円 西武線を株主優待券使えばもうちょっと安く済みます。金券ショップで400円/1枚で手に入るはずです。
- pH:9.5
- 参考料金:土日祝日1000円
- 公式サイト:秩父温泉満願の湯
浴槽は内湯・露天風呂✕2、サウナ(コロナにより使用停止中)、水風呂という作りです。露天風呂からは川が眺められのんびりできます。
「温泉100%」という表記があり加水されていないようです。露天風呂の一つはやや熱め。長湯できるかというとやや疑問ですがいい湯なのは確かです。
長瀞にいった帰りに立ち寄りするのがいいんでしょうね。
1時間程度で行ける弱アルカリ性温泉
アルカリ度が高い方が肌をすべすべになる感が強いかと思いますが、奥多摩地区とかなかなか時間がかかるところが多いので、新宿駅から1時間程度で行ける弱アルカリ温泉をピックアップしました。効果が高いところにたまに行くより、何度も通ったほうが湯治効果は高いのではないかなと思うので。
稲城天然温泉 季乃彩(ときのいろどり)
- 所要時間:新宿駅から1時間程度
新宿〜京王高尾山口行き〜分倍河原駅〜JR南武線〜南多摩駅〜徒歩10分程度(450円)
新宿〜小田急本線〜登戸駅〜南武線〜南多摩駅〜徒歩10分程度(430円) - pH:8.1
- 参考料金:大人 平日830円 休日980円
- 公式サイト:稲城天然温泉季乃彩
JR南武線南多摩駅が最寄りですが京王相模原線稲城駅からバス便もあります。
源泉かけ流しの露天もあり関東に多い黒い湯をしています。今流行の炭酸泉もありますが、ちょっと狭い浴槽ですね。館内の売店や食堂の評判も良いので休日をゆったり過ごすには良いかと思います。
野天湯元 湯快爽快 くりひら
- 所要時間:新宿駅から約50分 新宿駅〜小田急本線〜新百合ヶ丘駅〜小田急多摩線〜栗平駅〜徒歩10分
- 交通費:320円
- pH:8.2
- 参考料金:大人850円 休日1000円
- 公式サイト:野天湯元湯快爽快くりひら
小田急栗平駅からちょっと歩きます。新百合ヶ丘までの送迎バスもあるのでそちらもご検討ください。都内にあるような黒湯が郊外で味わえる感じ。