那覇からバスで行く沖縄世界遺産 総論
バックパッカーの強い味方、路線バス。バスを使って沖縄の世界遺産を巡ってみようという企画。
目次
沖縄の世界遺産概要(おすすめ順)
沖縄にはユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録された施設が9つあります。正直、離れているので一度では行けません。行ってみた感想を元に、おすすめ順に紹介します。
- 首里城 お手軽。観光地として整備されていて解説や案内も多く、有料エリアは博物館兼沖縄歴史ガイドスポットになっています。
- 今帰仁城 広大で堅固な城跡と北山が独立していたことを実感できる御内原を始めとした歴史遺構。美ら海水族館と距離が近いので合わせて観光コースを組みやすい。
- 斎場御嶽 沖縄最高の祈りの場であり、久高島も望める県内屈指のパワースポット。ただし本来は男子禁制の場。それに心を痛めている地元の方も居るとか。観光地化して荒れては良くないのであえての第3位。
- 中城城 当時の城壁がそのまま残る沖縄では珍しい遺跡。ペリーも来沖時に訪れたという遺構は圧巻。歴史好きなら是非。
- 勝連城 ずっと整備中では有るが、中城城と対峙した阿麻和利の勢力を感じさせる巨大な城壁。海中道路も望める素晴らしい景色もおすすめ。
- 識名園 那覇市内なので行きやすい、沖縄版大名庭園といった雰囲気。あまり観光地化されていないので、のんびりほっこりできます。
- 座喜味城 無料で入れるのがポイント。そのかわりに解説や展示物もあまりなく、何も調べずに行くと絶景スポットの一つ、という立ち位置。城郭の規模も今帰仁城や中城城に比べると一回り小ぶりです。でも北山に睨みを効かせるための軍事要塞だったり、ここにしかないアーチ門とか、知ると魅力があるお城です。行くのなら他のお城を回って歴史を知ってから。ガイドは無いので予め下調べしてからいきましょう。自分は下調べせずにいったので正直、ちょっとがっかりしたのを覚えています(^_^;
- 玉陵 首里城徒歩5分。プラスアルファで気軽に行けます。
- 園比屋武御嶽石門 守礼門と首里城正門の間にあり、首里城に行けば同時に見れます。
沖縄リピーターなら、全部回っても価値あると思います。全部回りたいならレンタカーが一番楽ですが、一人旅だと費用も割高なので、バスで回ってみたらどうなるか?という企画です。
とは言え、首里城と今帰仁城のある本部半島は完全に定番の観光コースです。路線バスを使わなくても行けるのでざっと紹介します。
1位 首里地区 首里城・園比屋武御嶽石門・玉陵
ゆいレールで首里まで行けば、徒歩で回れます。近くには龍潭池、金城町石畳などのスポットやカフェ、うちなー料理のお店などもあり、リピートしても新たな発見があります。ゆいレールで行くと首里城方向からはそれますが有名な首里そばもおすすめです。
2位 今帰仁城
美ら海水族館にも近く、観光コースの定番となっています。
沖縄初心者さんで、「普段運転しないからめんどくさいなぁ」って方は、那覇バスor沖縄バスが運行している一日観光バスってのもあります(^^;今帰仁城の他、海洋博公園など周辺地域も連れて行ってくれます。
沖縄バス 万座毛・美ら海水族館・ナゴパイナップルパーク・今帰仁城コース 5,500円(美ら海水族館入館料別)
那覇バス 古宇利島・今帰仁城・美ら海水族館コース 3,900円(入場料全て別)
路線バスの旅が好きな方、自分で自由に時間配分決めたいって方は下記のどちらかだと思います。
那覇ターミナルからやんばる急行で今帰仁城跡入口まで、約2時間半、2,000円/片道。
高速バス111番系統 名護バスターミナル行きで1時間半(2,100円)、名護バスターミナルで沖縄バス65・66番系統に乗り換えて約1時間(790円)。美ら海水族館で途中下車することもできます。
一般道を走る路線バスで名護まで行くこともできますが…那覇からはちょっと時間かかりすぎます。恩納村・北谷など中北部に泊まっている方向けですね。系統としては20番・120番になります。乗り換え検索にはバスなび沖縄がオススメです。
3位 斎場御嶽
ここからが本番です。斎場御嶽は観光地では有るものの、観光バスでは要らないスポットに行く可能性も高い。他は観光コースに組み込まれてないものが多いので、なかなか行きづらい。これをどうやって路線バスで巡っていくか別記事にしてありますのでごらんください。
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