au ユーザーが効率的にマイルを貯める方法(2023/9更新)
SoftbankはANA,DoCoMoはJALと提携していますが、どちらにも属していないauのポイントをマイルに変えるためのメモ
目次
au のポイント概論
auユーザーは料金支払いにPontaポイントが貯まります。
ポイントは200円につき1ポイント、1ポイント1円なので0.5%還元
大手携帯電話会社は3社ありますが大手航空会社は2社しかありません。auさんはマイルプログラムへの参加が乗り遅れたようで直接の提携関係がありません。マイルでビジネスクラスに変えれば1マイル=4〜6円くらいの交換比率になるのでかなりオトクなのです。
また帰省や旅行に行くには飛行機じゃないとという地域(沖縄とか北海道とか)場合には節約になります。
どの航空会社とも明確に提携していないため、マイルを貯めたい人にとってはかなり微妙な仕上がりになっているのですが😥、貯まってしまうのでなんとかして多くのマイルにしたいところ。
auPayはauが運営するチャージ式決済。開始当初は磁気式カードから始まりスマホ決済に拡大されました。立ち上げのときには大盤振る舞いしていましたが今は昔。ポイント二重取りも可能と言われてましたが今はかなり条件が厳しいです。
最初からマイルを貯めたい!という場合にあえてauPayをメインにする意味は大きくないのですが、増減があれば有効期間が延長される数少ない共通ポイントなので「大きく貯めて一気に使いたい!」方にはおすすめできます。
au Payのポイントをマイルにする
➡︎2020/6更新 au PayのポイントはPontaに統合されました。Pontaは2ポイント1JALマイルに変換できます。明確にJALマイル寄りポイントになりました。合わせてau walletからau Payにブランド変更されるとアナウンスされています。
JALの搭乗分をPontaにチャージすることもできるようになりました。JALマイルに直接チャージされるより、マイル数は半減しますが実質無期限でチャージできることが強みです。
auとJALは直接の提携はありませんがPontaを通して「JAL派の共通ポイント」になりました。この点では期限があるdポイントに比べると遥かに優位です。また、JALマイルへのレートアップキャンペーンも定期的に行われています。
dポイントに関してはキャンペーンで付与されるポイントはほぼ「期間限定」ポイントでマイルにも変えられないし期限が来ると自動的に「消えます」。
dポイントかauのポイントか?であればマイル派にはauのポイントにしとけって言い切れるスペックです
au Payにチャージできるクレジット
クレジットチャージはMasterCard・Amexならなんででもチャージできますが、ポイントがつかないカードが増えてきました。2020/6現在、クレジットチャージ可能なのは以下のカードです
カードブランド | 登録可能な発行元 |
---|---|
Mastercard | すべての発行元 |
アメリカン・エキスプレス | |
VISA | au PAY カード(au WALLET クレジットカード)、セゾンカード、UCカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、TS CUBICカード、エポスカード |
JCB | セゾンカード、TS CUBICカード |
ダイナースクラブ | × |
- au Payチャージでもポイントが付くクレジットにする
- かんたん決済を使う場合はは毎月の上限が決まっているので、不要な月でもチャージして翌月に繰り越す
かんたん決済はauの請求と一括して引き落としができるサービスです。auでの電子決済としてみなされていたのでポイント付与するカード会社が多かったのですが、電子マネーチャージはポイント付与対象外とする会社がどんどん増えています😥。そもそもかんたん決済で使えるカードは制限があります。
2020/6時点での一覧はこちら
発行元 |
マスター |
VISA | JCB |
au PAY カード |
● |
● |
一部の発行元を除く(※) |
セゾンカード |
● |
● | |
UCカード |
● |
● | |
MUFGカード |
● |
● | |
DCカード |
● |
● | |
NICOSカード |
● |
● | |
楽天カード |
● |
● | |
イオンカード |
● |
● | |
TS CUBIC カード |
● |
● | |
セディナカード |
● |
● |
(※)アプラス/オリコ/ジャックス/UCS/ライフカード/ゆめカード/VIEW/ポケットカード/日専連/エヌシー、一部のJCBデビットカード・プリペイドカード
どのクレジットならポイントが付くか?
このチャージでポイントが付くかどうかは発行元のクレジットカード会社次第、とのこと。
JALカードもついに2020/4でマイル付与を停止してしまいました。
MUFJニコス(MUFJ・DC・NICOS)カードも2020/4で終了しました。
TS Cubicカードも早くからポイント対象外としています。
AMEXは200円1ポイントとのこと通常は100円1ポイントなので半減。
セゾンカード、UCカード、楽天カード、セディナカードはまだポイントが付くようです。
航空会社系であれば、以下が候補に上がってきます。
- ANA)三井住友)マスターカードブランド
- United)MilieagePlusセゾンカード
それ以外は1000円=10マイルを切ってくるので考えもの。楽天カード・Yahoo!JAPANカードもポイントが貯まりますが100円→1ポイント→0.5マイルです。
ANAで良いのであれば、ANAマスターカードがおすすめです。Vポイント付与対象外には今のところ含まれていません。https://qa.smbc-card.com/mem/nyukai/detail?site=4H4A00IO&category=62&id=256
効率は悪いですが、ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに変えたいときにワンステップで交換できるので楽は楽です。詳細は下記をご覧ください。
JALに関しては色々探してみたのですが、一般的に使用できるチャージ可能なカードでJALマイルに変換可能なのは100円→0.5マイルが良いところのようです。pontaポイントがJAL提携なのに、これはかなり微妙。au Payカードですらチャージにポイントがつかなくなりクレジット決済で1.5%還元の模様。
使用時に200円1ポイントなので、合計100円1.5ポイント。2ポイント→1JALマイルなので、100円→0.75JALマイル。
マイルの貯まりやすさ順に並べると以下のようになります。
JALカード特約店(2マイル/100円)ショッピングマイル・プレミアム契約ありの場合
→WAON(1.5マイル/100円)
→→JALカード直接(1マイル/100円)ショッピングマイル・プレミアム(同上)
→→→au Pay(0.75マイル/100円)
au Payしか使えない店舗というのはそうないので、かなり微妙なところ。
「とにかくJALマイルを効率よく貯めたい!」という方にはJALカードでショッピングマイル・プレミアム契約して直接使うほうがお得、なのですよね。
やや高額な年会費も可、という方であればSAISON MILE CLUBというサービスがあります。
永久不滅ポイントとは別に1000円10マイルが貯まるという登録制サービス。これに登録できるのは以下の3つ
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:22,000円消費税10%込、税抜20,000円)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:22,000円消費税10%込、税抜20,000円 年間200万円の利用で次年度11,000円消費税10%込、税抜10,000円)※SAISON MILE CLUB年会費5,500円(消費税10%込、税抜5000円)が別途必要。
年間200万の利用で翌年年会費(年会費:11,000円消費税10%込、税抜10,000円)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:11,000円消費税10%込、税抜10,000円)
※SAISON MILE CLUB年会費9,900円(消費税10%込、税抜9000円)が別途必要。
永久不滅ポイント(付与率0.5%)は別途×0.5のレートでJALマイルに移行できるので合計1.25%の付与率。au Payを通すことでさらに0.25%のマイルを加算できます。年会費をかけても良い、という方であればJALカードを上回る加算率になります。審査の通りやすいという噂のセゾンカードですが(流通系は割とどこも審査は厳しくない)、ゴールド・プラチナ相当ですから、どなたでもという訳には行かないかも知れません。
セゾンプラチナビジネスアメックスは、ビジネスカードですが個人事業主も対象に入っていて個人の与信力を審査されるようです。法人でなければ入れないカードではないので、メインのカードにするつもりであればゴールドよりプラチナ・ビジネスの方がお得、だそうです。
JALマイルに交換する方法
めでたくPontaポイントに統合されたので、(ポイント増減がある限り)期限切れしないマイルへの移行元として機能します。
500Pontaポイント→250JALマイル
「目標とするマイルに少し足りない!」という時の補填元としてすごく重宝します。私はこれを使ってドバイへのビジネスクラスを発券しました。(必要マイル数増加が発表されて、少し足りなかったので)
JAL,ANAとも国内線は1マイル≒2-3円くらいなので、国内線が目標の方はそのまま使ってしまっても良さそうです。
問題は、JALカードがau かんたんチャージでのマイル付与を停止してしまった事。クレジットカードチャージは2016年に停止しています。
他社ポイントを経由してANAマイルに変換できるか?
以前はレートが悪くても交換手段はあったんですが「ほぼふさがれた」と思っていいと思います。Pontaポイントの使い方のページをチェックしましょう。
Pontaに統合された事によって、交換先はJALマイル・中部電力)カテエネポイントくらいになりました。
カテエネは「電気料金に充当」になってしまいました。
まとめ
au Payのポイントをマイルにする方法のまとめ。
基本はJALのマイルになる。
- au Payにポイントが着くクレジットにする
UnitedマイルであればMilieagePlusセゾンカード
ANAマイルであればANA マスターカード
JALマイルであればセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス以上のカードを契約してセゾン・マイレージ・プラスに登録する - PontaポイントからJALマイルに×0.5で交換できる。