ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換する(2021年版)
2019/12月でANA To Me Card PASMO JCB(愛称ソラチカカード)とのポイント交換が終了しました。その後のポイントサイトとの交換にどんな選択肢があるか調べてみました。
併せてメトロポイント交換終了に間に合わないGポイントがでてしまったのでなんとかANAマイルにしようとするためのメモ
目次
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを使うことで、ドットマネーから0.75倍の比率で交換できます。
「ドットマネー」→「TOKYU POINT」→「ANAマイル」で交換比率0.75です。
300ドットマネー→300Tokyu Point
1000TokyuPoint→750ANAマイル
ドットマネーは他のポイントからの移行も受け付けているのでバラけているポイントを集約することができます。ただ、交換比率は等倍のものばかりではないようです。
下記のポイントはドットマネーへの移行ルートがないようです。
- ECナビ
- ポイントナビ
- Gポイント
ドットマネーの交換元は幅広いので、公式サイトを見ていただければと思います。
ドットマネー>交換でためる
このルート、モッピーがキャンペーンを打ってまして、15%増量(後からポイントバック)となるそうです。
1ヶ月に10,000ポイントが上限ですが、繰り返せば88%の比率で交換できるのでかなりオトクです。
モッピーの登録が無い方は、紹介を経て期限までに5,000ポイント獲得すると2000ポイントバックされるらしいので良ければどうぞ。
JQ Cardセゾン&みずほマイレージクラブカード/ANA経由
JR九州の発行するJQ Card セゾン→みずほマイレージクラブカード/ANAを通すことで1:0.7にすることが出来ます。
永久不滅ポイントはセゾンカード(とUCカード)のクレジットカードポイントです。1000円→1ポイント≒5円相当です。名前の通り有効期限が無いポイントで本来はそんなにマイル交換比率は高くありません。(200ポイント→600ANAマイル、0.6倍)それがみずほマイレージクラブがANAと提携したことで0.7倍相当の比率になっています。
永久不滅ポイントは有効期限が無いこともあって他社ポイントからの交換はあまり充実していませんが、複数のカードのポイントは自動合算となっています。JQカードセゾンを作ることで永久不滅ポイントに交換することができます。
JRキューポ自体は200円→1ポイント付与なので一般的な付与率なのですが、Gポイント/Tポイントから移行することが出来ます。
100Gポイント→100JRキューポ
1Tポイント→1JRキューポ
2つとも幅広い場面で獲得可能なポイントなので使い勝手は良いと思います。問題はクレジットカードを2つ作らなきゃいけない交換方法なので、サービス中止までが早いかも知れない、ということですかね。ポイント交換だけでメインカードとしての利用が増えない施策は数年で廃止されます。
それと、JQキューポがJALからの交換を受け付けていることで1:0.7マイルでJAL-ANAの相互交換が出来てしまうのが非常に問題です。これは航空会社側が非常に嫌がることでして、過去にあった相互交換ポイントは航空会社側から中止を申し入れたとかなんとか。
JRキューポは2017年に立ち上がったばっかりですが、早晩交換先が減るか比率が下がる予感がします。
nimoca経由
九州在住の方は西鉄)nimocaを使ったルートもあります。インターネットでの交換ができず、端末での受付になります。函館市電がnimocaを採用したことで函館でも交換が可能になりました。
その場合、1Gポイント=1nimocaポイント、10nimocaポイント=7ANAマイルです。1:0.7の交換比率ですね。
1Gポイント→1nimocaポイント(交換手数料無し)
10nimocaポイント→7ANAマイル
インターネット上で交換できるようになってしまうと群がるようにポイントユーザーが押し寄せて数年でサービス終了、というのを何度も見てきたのでこのままの交換比率を維持していただけると良いなぁ、と願っています。
Vポイント経由
三井住友カード経由のルートもあります。
5Vポイント→3ANAマイル(ただし三井住友カードのANAマイレージクラブ会員に限る)
1:0.6の交換比率です。Vポイントへの交換は以下のポイントから出来ます。
- Gポイント 500Gポイント=500Vポイント(500以上100ポイント単位)手数料無し
- Pexポイント
- カテエネポイント
- RealPay
- ポイントタウンポイント
どれも1円相当=1Vポイントに交換できるようです。
Gポイント残高の処理
冒頭に言ったとおりGpoint残高が少し残っています。別記事に書いていますがANAのハワイ便A380に乗ることが当面の目標なのです。
わずかですがANAマイルにしておこうと思います。
- 1Gポイント→1nimocaポイント 手数料無し 倍率0.7
- 100Gポイント→100JRキューポ 手数料5% 倍率0.7
- 500Gポイント→500Vポイント(500以上100ポイント単位)手数料無し 倍率0.6
- 100Gポイント→100nanacoポイント 手数料5% 倍率0.5
- 100Gポイント→100Tポイント 手数料10% 倍率0.5
今後のメインはANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードになりそうなので少し交換率は低いですがVポイントにして置こうと思います。
最後に
JQカードのところで少し触れましたが、ANAマイルへの交換がJALより有利になっているのはクレジットカード会社の施策のお陰です。
余り意識されている方は少ないと思いますが、航空会社はクレジットカード会社やポイント会社に「マイルを販売」しています。販売単価は公開されていませんが、アメリカでは1マイル=1.5〜2.5セントという報道があるようです。
日本では大手共通ポイントからマイルへの交換比率が2ポイント=1マイルとなっているのでそのあたりが相場なのでしょう。
- Tポイント/楽天ポイント 2ポイント→1ANAマイル
- ポンタポイント/dポイント 2ポイント→1JALマイル
クレジットカード会社がこれより有利なレートを用意するのは、ポイントの利便性を高めてメインカードにしてもらいたいからです。「このカードはポイント交換にだけ使っていれば良い」とか「年に1回くらい使えば」というのは、交換レート悪化を早めるだけです、というのは認識しておきましょう。
“ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換する(2021年版)” に対して2件のコメントがあります。