au Pay ポイントをマイルにする方法(2020/7更新)

SoftbankはANA,DoCoMoはJALと提携していますが、どちらにも属していないauのポイントをマイルに変えるためのメモ
目次
au Pay概論
auユーザーは料金支払いにau Payポイントが貯まります。
au Payポイントは200円につき1ポイント、1ポイント1円なので0.5%還元
どの航空会社とも明確に提携していないため、マイルを貯めたい人にとってはかなり微妙な仕上がりになっているのですが😥、貯まってしまうのでなんとかして多くのマイルにしたいところ。
立ち上げのときには大盤振る舞いしていましたが今は昔(のことになりにけり)。ポイント二重取りも可能と言われてましたが今はかなり条件が厳しいです。
au Payにチャージできるクレジット
クレジットチャージはMasterCard・Amexならなんででもチャージできますが、ポイントがつかないカードが増えてきました。2020/6現在、クレジットチャージ可能なのは以下のカードです
カードブランド | 登録可能な発行元 |
---|---|
Mastercard | すべての発行元 |
アメリカン・エキスプレス | |
VISA | au PAY カード(au WALLET クレジットカード)、セゾンカード、UCカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、TS CUBICカード、エポスカード |
JCB | セゾンカード、TS CUBICカード |
ダイナースクラブ | × |
- 注意点としては以下の2つ。
- au walletチャージでもポイントが付くクレジットにする
- かんたん決済を使う場合はは毎月の上限が決まっているので、不要な月でもチャージして翌月に繰り越す
かんたん決済はauの請求と一括して引き落としができるサービスです。auでの電子決済としてみなされていたのでポイント付与するカード会社が多かったのですが、電子マネーチャージはポイント付与対象外とする会社がどんどん増えています😥。そもそもかんたん決済で使えるカードは制限があります。
2020/6時点での一覧はこちら
発行元 |
マスター |
VISA |
JCB |
au PAY カード |
● |
● |
一部の発行元を除く(※) |
セゾンカード |
● |
● |
|
UCカード |
● |
● |
|
MUFGカード |
● |
● |
|
DCカード |
● |
● |
|
NICOSカード |
● |
● |
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楽天カード |
● |
● |
|
イオンカード |
● |
● |
|
TS CUBIC カード |
● |
● |
|
セディナカード |
● |
● |
(※)アプラス/オリコ/ジャックス/UCS/ライフカード/ゆめカード/VIEW/ポケットカード/日専連/エヌシー、一部のJCBデビットカード・プリペイドカード
どのクレジットならポイントが付くか?
このチャージでポイントが付くかどうかは発行元のクレジットカード会社次第、とのこと。
JALカードもついに2020/4でマイル付与を停止してしまいました。
MUFJニコス(MUFJ・DC・NICOS)カードも2020/4で終了しました。
TS Cubicカードも早くからポイント対象外としています。
AMEXは200円1ポイントとのこと。
au Payカード、セゾンカード、UCカード、楽天カード、セディナカードはまだポイントが付くようです。
航空会社系であれば、以下が候補に上がってきます。
- ANA)三井住友)マスターカードブランド
- United)MilieagePlusセゾンカード
それ以外は1000円=10マイルを切ってくるので考えもの。楽天カード・Yahoo!JAPANカードもポイントが貯まりますが100円→1ポイント→0.5マイルです。
ANAで良いのであれば、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードがおすすめです。ポイントサイトで獲得したポイントをTokyuポイントに集めることで、1:0.75という高倍率でANAマイルに変えることが可能だからです。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
JALに関しては色々探してみたのですが、一般的に使用できるチャージ可能なカードでJALマイルに変換可能なのは100円→0.5マイルが良いところのようです。pontaポイントがJAL提携なのに、これはかなり微妙。
主だったところでいうと、au Payカードがチャージ100円につき1ポイント付くようです。使用時に200円1ポイントなので、合計100円1.5ポイント。2ポイント→1JALマイルなので、100円→0.75JALマイル。
マイルの貯まりやすさ順に並べると以下のようになります。
JALカード特約店(2マイル/100円)
→WAON(1.5マイル/100円)
→→JALカード直接(1マイル/100円)
→→→au Pay(0.75マイル/100円)
au Payしか使えない店舗というのはそうないので、かなり微妙なところ。
やや高額な年会費も可、という方であればSAISON MILE CLUBというサービスがあります。
永久不滅ポイントとは別に1000円10マイルが貯まるという登録制サービス。これに登録できるのは以下の3つ
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:22,000円消費税10%込、税抜20,000円)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:22,000円消費税10%込、税抜20,000円 年間200万円の利用で次年度11,000円消費税10%込、税抜10,000円)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:11,000円消費税10%込、税抜10,000円)
※ゴールドのみ年会費4,400円(消費税10%込、税抜4000円)が別途必要。
永久不滅ポイント(付与率0.5%)は別途×0.5のレートでJALマイルに移行できるので合計1.25%の付与率。au Payを通すことでさらに0.25%のマイルを加算できます。年会費をかけても良い、という方であればJALカードを上回る加算率になります。審査の通りやすいという噂のセゾンカードですが(流通系は割とどこも審査は厳しくない)、ゴールド・プラチナ相当ですから、どなたでもという訳には行かないかも知れません。
セゾンプラチナビジネスアメックスは、ビジネスカードですが個人事業主も対象に入っていて個人の与信力を審査されるようです。法人でなければ入れないカードではないので、メインのカードにするつもりであればゴールドよりプラチナ・ビジネスの方がお得、だそうです。
ローソン au Payポイントアップキャンペン
2020年7月現在、ローソンでの使用で4%バックのキャンペーンを打っています。au Payは他の決済サービスと違って20%バックのときでも「期間限定」とかではない、JALマイルに変換できるポイントを付与してくれていました。
ローソンで使う限り、4%ポンタポイント→2%JALマイルというJALカード特約店同等付与率で、(しかも有効期限切の心配がない)より使いやすいポイントになります。
ただ、終了期限が設定されていないのでいつ終了するかわかりません。これのために新たにクレジットカードを作っても「カードが来る頃に終了」という可能性も否定できません。お持ちのカードの中でポイントが付くカードを探す・キャンペーンが終わっても使い続けそうなカードを作るのが良いと思います。
マイルにするんじゃなくてポイントバックを狙うなら他にも選択肢はあります。Rexカード(ジャックス)、EPOSカードあたりが高還元率で有名ですね。
au Payポイントをマイルにする
大手携帯電話会社は3社ありますが大手航空会社は2社しかありません。auさんはマイルプログラムへの参加が乗り遅れたようで直接の提携関係がありません。マイルでビジネスクラスに変えれば1マイル=6〜8円くらいの交換比率になるのでかなりオトクなのです。
➡︎2020/6更新 au PayのポイントはPontaに統合されました。Pontaは2ポイント1JALマイルに変換できます。明確にJALマイル寄りポイントになりました。合わせてau walletからau Payにブランド変更されるとアナウンスされています。
JALマイルに交換する方法
めでたくPontaポイントに統合されたので、(ポイント増減がある限り)期限切れしないマイルへの移行元として機能します。
500Pontaポイント→250JALマイル
「目標とするマイルに少し足りない!」という時の補填元としてすごく重宝します。私はこれを使ってドバイへのビジネスクラスを発券しました。(必要マイル数増加が発表されて、少し足りなかったので)
JAL,ANAとも国内線は1マイル≒2-3円くらいなので、国内線が目標の方はそのまま使ってしまっても良さそうです。
問題は、JALカードがau かんたんチャージでのマイル付与を停止してしまった事。クレジットカードチャージは2016年に停止しています。
今はローソンでの使用で4%バックのキャンペーンを打っています。終了日未定、ということなので永続するといいのですが…。
キャンペーンが終わった場合、JALカードでチャージをしたWAON決済の方がマイル還元率が高くなります(100円→1.5マイル)
他社ポイントを経由してANAマイルに変換する
Pontaポイントの使い方のページをチェックしましょう。
Pontaに統合された事によって、交換先はJALマイル・dポイント・中部電力)カテエネポイントのみになりました。
中部電力のカテエネポイントはTポイントもしくはnanacoに変えることができます。そのままANAに変えれば交換比率0.5です。TポイントからJQカード経由で1:0.7でANAマイルに変えることが出来ます。
Tポイント→JQカード キューポ→JQ Card セゾン→みずほマイレージクラブカード/ANAで1:0.7でANAマイルに交換できる、ということのようです。クレジットカードが追加で2枚要ります。
クレジットカードが追加で2枚要りますが、2枚ともANAマイルへの積算率が1マイル/100円を切っています。マイルユーザーのメインカードにはなりづらく、「ポイント交換だけされている」とカード会社側が思えばいつ廃止されてもおかしくありません。
また、JQカードはJALとも相互交換の提携をしてまして、それを通じてJALマイルをANAマイルに変換できてしまいます。航空会社マイル同士の交換は、「囲い込み」を目的とする航空会社側が最も嫌う手段です。過去には航空会社側が交換中止を申し入れたこともあるとかなんとか。サービス終了までが短そうなのが気になるところです。
カテエネを通してau Payポイントを交換したとして、もともと1au Payポイント/200円なので、良くて1.35マイル/100円です。
ANAマイルに貯めたい!という目的なのであればソラチカカード+スマリボの方が1.54マイル/100円を目指せます。下記記事を御覧ください。
このルートはANA派だけどauユーザーなのでポイントが溜まってしまった方向け、という気がします。
まとめ
au Payポイントをマイルにする方法のまとめ。
ANAにしたい場合は、ANAカード(ソラチカ)を直接使うことを検討する。
- au Payチャージにポイントが着くクレジットにする
UnitedマイルであればMilieagePlusセゾンカード
ANAマイルであればANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
JALマイルであればセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス以上のカードを契約してセゾン・マイレージ・プラスに登録する - かんたん決済は毎月の上限が決まっているので、不要な月でもチャージして翌月に繰り越す
- 貯まったポイントをANAマイルにしたい場合は中部電力)カテエネポイントに変えてみる。
- PontaポイントからJALマイルに×0.5で交換できる。
特定の航空会社と明確に提携しなかったからでしょうが、マイル派にはどっちつかずのポイントになってしまいましたね😓
複数の航空会社を同時に貯めている方用、という感じ(私だw)